2010年7月21日水曜日

USA: Oberlin: のーんびり田舎暮らし

[ アメリカ ~オーバリン~]

田舎出身の旦那の実家に帰ってきた。
久しぶりにのんびり田舎暮らし。
ここOhio(オハイオ)州のOberlin(オーバリン)は、小さなカレッジタウン。義父も大学の地学部で教授をしている。
日本では知られていない町かと思いきや、なんでもここの大学の日本人卒業生がここの質の高いLiberal Artsの教育を日本でも実現しようと設立したのが、桜美林大学。名前が似てるでしょ?

さて、世界一周の間にこうやって実家でのんびりできる機会があるのは、国際結婚の嬉しいオマケ。
あんまり「旅」という感じではないけど、折角なので、旦那の実家をここで紹介。
オハイオ州は、アメリカのコーンベルトにあり、五大湖の一つ、エリー湖に面している(対岸はカナダ。湖がでかくてオハイオから見えないけど。)
オーバリンは、典型的なMidwest(アメリカ中西部)のカレッジタウンで、ダウンタウンは2ブロック程、あとは至る所に学生がのんびり歩いていて、緑溢れる町。


ダウンタウンはこんな感じ。
一番栄えてるところなんだけど、3階以上の建物なんてなーし!




大学のビルは、典型的なミッドウェストスタイルの四角いレンガの建物。
因みに、私達夫婦が知り合ったアイオワ州の大学もほぼ同じ雰囲気。



ここで、ダウンタウンを離れて、これぞ田舎って感じの風景を紹介。
ジョーの家の裏を通っているBike path(自転車道)を自転車で10分ほど行って町を出ると、すぐコーン畑が広がっている。
緑が溢れていて、気持ち良い!
そして、私が大学に行ったときに感動した、何も遮るものがない、アメリカ中西部の広大な空も、ここオハイオでも健在!





そして、至る所で作られているコーンも青々としてきれい。


一方、五大湖の一つ、Lake Erie(エリー湖)までは車で20分程。
ここでは、景色もいいのもあって、既に何回か遊びに行った。レストランで食事をしたり、船で島まで渡って義父母との楽しいひと時を満喫。






島では、タンデムバイクで島を周ったり、私の大好きなカヤックをしたり、アクティブに!





さてさて、既に3週間もオハイオ州にいるわけだけど、それでも飽き足りず、7月24日にNYに出発する予定をずらして、8月2日にスペインに経つ事にした私達。

でも、そんなに長くここにいて忙しく動いてるかと言うとそんな事は全然なく、
本気でぐて~っと、義父母のすねをかじりながら、美味しいものを食べさせてもらい、
なーんにも大したことはせず、のんびり過ごしております。

日本で仕事をしている合間に来ると、せいぜい休みを取って実家に帰ってきても10日間。
その内二日は移動で取られ、しかも時差ボケでぼーっとしてタイムロスしてる事もあり、
なかなか落ち着けない。
だから、ジョーにとって、今回の滞在は本当に稀な、家族とゆっくりできる時間。
そういう意味でも、ここに長く立ち寄れてよかったと思う。


さて、毎日何を飽きることもなくしているかというと…

1)勿論アメリカの夏はBBQ!ということで、ハンバーガーやら七面鳥をグリルしたり、



2)家の裏の公園に野生に生えているブラックラズベリーの収穫しに行ったり、
(今では私の新しい趣味と化し、2日に一回は摘みに行ってる)


収穫したベリーは、生で食べるのは勿論、パイにも(超美味!)♪

3)家事をしてみたり



4)庭でアメリカで今流行ってる(?!)Ladder golf (ゴルフボールの形をしたゴムのボールが2つついた物を投げて、離れたところにある梯子状のものに絡めて点を競う庭でやるゲーム)をしたり、



5)家の前のPorchで晩御飯やワイン片手におしゃべりを楽しんだり


6)髪を切ったり




7)遠いところからわざわざ来てくれた義妹二人と義祖父母も加わって家族団らんを楽しんだり



8)友達との再会を楽しんだり



9)つい久しぶりのSimsにハマってしまったり、

10) 犬の散歩したり




11) 食べまくったり




そう、本当にストレスフリーな、のどかな日々を過ごしてる。
「忙しい」という言葉はもう私の辞書にはなぁ~い!!!


でも、こんなのんびりタイムもあとわずか。
一週間後にはここを出発し、また旅路に着く。
それまで、まだゆっくりしてていいよね?!

今日は、ボストンに3日ほど行っていた義妹を空港でピックアップし、義父母に和食レストランに連れて行ってもらうんだ♪
和食が好きな義父母でよかった~。(これには、本当に心から感謝!)
にしても、甘やかされすぎ?!
30歳を過ぎてまで…とちょっと罪悪感はあるものの、折角だから、最後まで甘やかしてもらいまっす! (^o^)/

2010年7月13日火曜日

USA: NY & Pittsburgh: 再会!

[アメリカ ~ニューヨーク&ピッツバーグ~]

ハローゥ、お久しぶり!

アメリカに入って、旦那の親戚宅&実家でのら~りくら~りと過ごしていて、すっかりブログ更新を怠ってた私。と言っても、何もして無いから、書くこともなし。
それにしても、アメリカに入って3週間近く経ったのか…早い!

まあでも、折角時間もあることだし、まずはNY(ニューヨーク)とPittsburgh(ピッツバーグ)のお話から。

コスタリカからニューヨークに飛んだのは、実家のOhio(オハイオ)に入る前に、叔父(Walt)叔母(Weezie)と、妹(Sonja)の所に寄るため。

ニューヨークのJFK国際空港で、6ヶ月ぶり(2月に南アメリカに飛ぶときにトランジットで10時間ニューヨークでトランジットで時間が出来たときに会った)に再会。
久しぶりに、公共交通機関ではない自家用車に乗り、ほっと肩の力が抜けた。
やっぱりバックパック中は、気が張ってるんだなあ。


ニューヨークの郊外にある叔父叔母の家は、林に囲まれていてリラックスモード全快!
二人ともフリーの漫画家&漫画作家だから、仕事時間がかなりフレックス。(家には膨大な数の本や漫画、プラモデルなどがずら~りと並び、子供の天国としか言いようが無い素敵なおうち)
二人とも締め切りが暫くないこともあり(というか、私たちが来る前日に結構無理して終わらせたらしい)、2日間半たっぷり私達二人の相手をしてくれた。

やっぱり「家」っていいなあ。
裸足でシャワー入れるし、でっかいカウチでぐて~っとTV見れるし、食べたいものは冷蔵庫にあるし、ダニの心配をせずに心地良いベッドで寝たいだけ寝れるし。(甘やかされすぎ?)
ちょっとしたことでも、とっても贅沢に感じちゃう。

1年(1年半?!)の旅の間に小休止を入れておいてよかった。
二人の実家が地球の反対側にある利点がこんなところにあったよ。

叔父叔母の二人は、よくしゃべり、よく食べ、一緒に過ごしていてとっても楽しい。
二人ともとっても私達の旅の話を楽しみにしてくれていて、とにかくおしゃべりしまり、そしておいしい食べ物を食べまくった。
タイ料理や和食レストランに連れて行ってくれたり、BBQしたり、リビングでおしゃべりしたり、今描いている漫画を読ませてもらったり、Wiiしたり、心からゆっくりさせてもらった。最後には、私達をわざわざ市内のGrey Houndのバス停まで送ってくれて…。
感謝、感謝!


さて、本当は電車で行こうと思ってたんだけど、値段が倍違うので諦めて長距離夜行バスにして向かったのは、ピッツバーグのSonja(ソンニャ)の家。

ずっと昔から「いつでも遊びに来て!」と誘われてたのに、日本から10日間の休みで実家に戻ってきてる時は何しろ時間がなく、今まで残念ながら行けなかった。
今は、時間だけはた~~~っぷりあるので、ニューヨークから夜行で10時間、ペンシルバニア州ピッツバーグへ。

南アメリカのゴージャスなバスに慣れていた私達は、アメリカなら良いバスに乗れるだろうと思ってたら、大間違いだった。丁度新しいバスを導入し始めた時期だったらしいんだけど、残念ながら私たちが乗ったバスは、10年前からほぼ変わっていない、古いタイプのバス。
狭くて、カーテンは無いし、夜中に寄ったほかのバス停では起こされるし。お陰で6時にピッツバーグに着いたときはぐったりさ。
南アメリカのバスが恋しい~。

でも、朝早くにも関わらず、バス停まで迎えに来てくれていたSonjaの顔を見たら、嬉しくてすっかり元気に。
早速、Sonja自慢の家へ。

Sonjaは、うちら夫婦みたいな石橋叩いて渡ろうとしてまた叩くうちらとは違い、フィーリングですいすいうまく生きていけるタイプ。
この家も、開発地域で治安はいまいちだけども、近くにスタジアムが近々建設される為、地価が上がるだろうと家を探し始め、一目見て購入したそうな。

そして、自分でペンキを塗り、キッチンも自分の手でタイルを張ったりカウンターを導入して大改造し、窓につけるかっこいい格子も自分でデザインしてオーダーして、部屋もきれいに整えて、まるでIkeaのショールームに来てる様なお洒落な家に大変身!
元々、すごく色彩感覚がよくて、センスもよく、器用なSonjaだから、こんな改造はお手の物。
勿論、うちらがいつか家を買ったら、インテリアデザインをしてくれとお願いしたさ。




Sonjaの家では、引き続きグータラ生活。
JoeはまたまたWiiにハマり、夜はSonjaの友達と庭でBBQしたり、はたまた昼はベーグル焼いたり、カフェに行ったり、近所で散歩&買い物したり、自転車で川べりをサイクリングしたり。もう、リラックス生活を満喫!
ピッツバーグは初めてだったけど、都市だけど大きすぎず、川があり、緑あふれるカレッジタウン(大学が5つもある)で、すっかり気に入っちゃった! ここなら住んでも良いなぁ。


因みに、アメリカに住むなら、大都会が大好きというcity boy/girl以外の人には、個人的にはカレッジタウンと言われる、大学が中心になって経済が周っている小さめの町が良い。
というのも、カレッジタウンは、経済以外にも大学が町に貢献している場合が多いから。
無料または安く大学が招待したアーティストや講演者のイベントに参加できたり、クラスに参加できたり、施設を安く使えたり。
日本も、地元人に優しい大学が増えるといいな。

さて、そんなSonja宅での二日間もあっという間にすぎ、East Coastに行っていた義父母がピッツバーグで合流。
外食したり、町を展望できる丘にケーブルカーで登ったりと、ひと時のピッツバーグでの家族の時間をすごし、Sonjaをピッツバーグに残して義父母と私達は一年ぶりのオハイオへ。


去年、Family reunion(親戚の集まり)でアメリカに帰ってきたんだけど、その時は親戚一同がカンザス州に集まった為、オハイオには2日しか寄れなかった。
今回は、数週間も滞在!緑に囲まれたカレッジタウンのOberlin(オーバリン。ここの日本人の卒業生が似たような自由な大学を作りたいと作ったのが桜美林。名前が似てるでしょ?)。

引き続き、ゆったりした田舎生活、楽しみ♪