2011年1月21日金曜日

Namibia: Swakopmund: リゾートタウンで楽々Days

[ナミビア ~スワコップムンド~]

 Buffyと!
南アフリカでは、まだまだ白人社会の存在が根強かった。
勿論、彼らも代々そこで生まれ育った南アフリカ人。誇りを持ってブラーイ(南アフリカで言うBBQ。語源はオランダ語)が大好きという彼ら。
でも、以前タンザニアに行ったときは、観光客以外は白人を見かけることがあまりなかったので、思ったより白人が多いことにびっくりした。事実、お店の人など働いている人や道行く通行人以外で私達が出会ったり話したりしたのは白人の人ばかり。まだまだアパルトヘイトの傷が残っている南アフリカ。何も知らなかった自分を思い知らされた。
とっても興味深い歴史なので、本を読んだりして勉強しなきゃ。

さて、ナミビアはと言うと、南アフリカと比べヨーロッパ文化が少し薄く、アフリカのイメージと近かった。人は、南アフリカと比べて几帳面な印象を受けるかも。
でも、Swakopmund(スワコップムンド)は西欧色が強かった。砂漠の広がるナミビアのビーチタウンと言うこともあり、ちょっとリッチなバケーションタウン。ドイツっぽい(ここはドイツの影響が強い)カフェやお洒落な本屋さんやお土産屋さんが立ち並んでいて、町の中心は白人社会。
またまたアフリカ大陸にいると思えなくて、なんだかちょっと違和感。まあ、これもアフリカの一面なんだろうなあ。


ツアー中船に野生のアザラシが乗ってくる
今回お世話になったのは、コッツウォルズでお世話になったTom(トム)とBetty(ベティー)の娘さん、要するに私たちの東京での友達、Jason(ジェーソン)のお姉さん。Buffy(バフィー)はとっても面白い人で、人生やってできないことはないな~と思わせる、とってもパワフルな人。
パリやLA、NYを飛び回り、ファッション雑誌界でめまぐるしく働き、20代前半で若くして小さな会社を設立。がむしゃらに働く内にいつの間にか超有名雑誌の写真撮影などを担うまでになり、30歳過ぎでその会社を売却。
それからは、お金を稼ぐ為に働く事はなく、とにかく静かな人生を送りたくてナミビアの超ど田舎の人里はなれたところに家を買い、電気も交通もままならない所でゆったりと過ごしている。野鳥おたくのスイートな旦那さんと鳥の声を聞きながら本を読んだり、無心に手で洗濯してるとなんだかリラックスできるんだとか。
一方、地元の女性の啓蒙に力を入れたり、経験を生かして地元のドキュメンタリー作りの手助けをしたり、社会貢献に力を入れている。
まさに、私の理想!私も一生食べていける目処をつけて若くして退職し、空いた時間で自分の為にお金を稼ぐのではなく、社会貢献するのが夢。
なので、Buffyにはとにかく質問しまくっちゃった。

こんなに近くにペンギンが!
今回お邪魔したおうちは、Buffyのスワコップムンドにあるセカンドハウス。一年に3ヶ月ほどは、電気も水もガスもある、「現代的」なこの海辺の別荘で過ごすんだとか。
さすが、インテリアデザイナーのBettyの娘さん。とにかくお洒落!キッチンも快適!ゲスト用の部屋を使わせていただいたんだけど、これもまるでリゾートのヴィラって感じ。

滞在中は、ご近所のこれまたリッチなお宅のパーティーに参加したり、ボートツアーでアザラシやイルカを見に行ったり、海辺のバーに犬のTessa(テッサ)を連れて夕日をエンジョイしに行ったり。更に、医者の友達でボランティアで傷ついたペンギンを保護しているお宅にオジャマさせてもらったり、手巻きパーティーをしたり。う~ん、楽しかった!

JoeとTessa. まるで絵のよう


さて、ナミビアに来たかった最大の理由は、勿論ナミブ砂漠。
南アフリカで2週間~3週間のトラックでケープタウンからヴィクトリアフォールズへ移動するキャンプツアーをやりたいと思っていたんだけど、予算が合わなかったのと、果たして3週間もの間、大人数で色んな所を駆り立てられながら回るのが楽しいかを熟考した所、結局ナミビアまで自分たちで行ってそれから考えようということになった。

喜んでくれた手巻きパーティー
Buffyにその話をした所、なんと快く「うちのランドクルーザー使っていいわよ」と!!
しかも、友達にキャンプ道具一式を貸してくれると言う人まで探し出してくれて、一気にナミブ砂漠が近くに。本当にありがたい。
私は運転が大好きなんだけど下手なので、Joeが一手に引き受けることに。


こうして、50Lもの水を入れたタンクを乗せ(砂漠に行くまでも荒野が広がり、時にはガソリンスタンドが何時間も離れていたりするため、緊急時のために水はとっても大切)、キャンプ道具をがっつり詰め込み、いざ、ナミブ砂漠へ出発!!


楽しかったスワコップムンド!

● 写真:スワコップムンド

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