2010年8月26日木曜日

Egypt: Dahab: 紅海に魅せられて♪

[エジプト ~ダハブ~]


子供の頃にインドネシアに住んでいた時、ラッキーなことに、休みと言えば現地滞在日本人&外国人しか行かないような穴場ビーチ(その頃バリも日本人なんてほとんどいなかったけど)ばかり行っていた為、そこ以外に本当に美しい海&ビーチは無いだろうと思ってた。(親に感謝!)
本当に絵に描いたような南の島だったんだもん。

実際、今まで他にもいろんな人に薦められて色々なビーチに行ったけど、15年前のプラウスリブに勝るビーチにはなかなか出会えなかった。(ジャカルタ時代の同級生も結構同意してくれるんじゃないかな~)
最近行った、サン・ブラス群島は結構いい線いったけど…。

でも、ここDahab(ダハブ)に来て、びっくり!
本当にすごいとはみんなから聞いていたけど、こんなにきれいだとは…!!

プラウスリブとは、また違う美しさ。
海の透明度がすごいのは同じだけど、砂浜のビーチはなく、ほぼ岩とサンゴ。でも、この珊瑚は古代から残っていて珍しい魚もいるし、ブルーホールと呼ばれる筒型の穴が海底にぽっかり開いていて、地上で言えば数百メートルもある「崖」があったりする、有名なダイブスポット。

勿論、シュノーケルだけでも、水に入れば、抜群の透明度でサンゴや魚が楽しめる。

一日目はいつも通り(いつもビーチに行けばこれ!)シュノーケルをした私達。
そしたら、なんだか一回ぐらいはここでダイビングがしてみたくなり…。

今まで9年間付き合った間にも、何回か二人でダイビングのライセンス取得の話は持ち上がってはいた。
だけど、お金とか時間とかの兼ね合いでいつも「ま~、今度でいっか!」で終わってたのだ。

ここでも、本当は一日だけ、インストラクターに付き添ってもらって、息して周りを見るだけのダイビングで充分だと思ったんだけど…。
ライセンス取得の値段を聞いたらやーーーすーーーーいーーーー!!!!

ダハブのOpen Water Diverという18mまで潜れるようになる免許の相場は、200~280ユーロ。
数多あるダイブショップの内、Octopus Worldは、暫く閉まっていたけど経営が変わって再開したてのため、なんと、格安の200米ドル!! (ユーロではなく)米ドルなだけでなく、200!!
しかも、今の円高のご時勢、「二人で35000円」!
その代わり、本は持ち帰れず誰かが昔使ったものを使いまわしていたり、トイレがあんまりきれいじゃなかったり。
でも、ダイビングにそんなの関係なぁ~~~い!

勿論、一番迷ったのは、安全性と値段の兼ね合い。だけど、色んな所を周って値段を聞いて、装備を見せてもらって、話を聞いて…としている内に、Octopus Worldは、装備は古いけど丁寧に扱ってて安全そうだし、インストラクター達も充分に経験がある人達だとのことだから、ここでやってみることにした。
そう、最初は1ダイブ(これはどこでも大体35~45米ドル) の予定が、いつの間にかPADIのOpen Water Divingのライセンス取得を目指すことに。


でも、コースが始まって見ると大変~!うぅ…。

暫く脳を使っていなかったから、毎日100ページ以上読んで、DVD見て、小テストを受けて…というのはなかなか辛いのだ。
でも、コバルトブルーの海を見ながら勉強し、ランチは地元のサンドイッチ屋さんで買ってきて、スクールの屋上のクッションが敷き詰めてあるラウンジで潮風を浴びながらインストラクターのRyderと色んな話をしながら食べ、後は、ダイビング…バカンス気分を味わいながら勉強って変な感じする一方(普通の勉強との違いは、ペースにテキトー感がある所かな。内容はガッチリだけど)、本当に楽しい。
初めてのダイビングでちょっとドキドキだったけど、今はスキューバをつけて海に入るのが毎日本当に楽しみ。

今日は、Confined Diving (足がつく程度の深さのところで、スキルの練習)のあと、タンクにまだ空気が残っていたので、10分ほどぐる~っと近くのちょっと深い所を(水深12m)見て周ったけど、色んな魚や、たこがいて面白かったぁ!

本当は、3日で取れるライセンスだけど、ちょっと予定を変更して半日シュノーケルしたり(だって、ジンベエザメが来てるって噂があったから、コースを中断して、すぐゴーグルをとってインストラクターとみんなで探しにいったんだもん。残念ながら見れなかったけど…) してたら、4日になっちゃった。ま、いっか。

長旅してると時間の制限が無いから嬉しい。

ということで、あと数日はまだダハブに留まりまーす。
そして、ライセンス取得費用は他と比べて安いとは言え、予想外の大きい出費の為、一食二人で750円を二人で450円に頑張って切り詰めまーす!

2010年8月20日金曜日

Egypt: Luxor: エジプトの真夏の昼の現実

[エジプト ~ルクソール~]

Luxor (ルクソール)…Cairo (カイロ)から遥か600km南。
以前、Las Vegas(ラス・ベガス)でLuxorというピラミッド型のホテルに泊まってから、一度着てみたいと思ってた町。

Egypt(エジプト)は、Sahara(サハラ)砂漠もそうだけど、国土のほとんどが砂漠。
砂色の砂漠と、ナイル川に沿って蛇のように青々と緑が茂っている地帯が、地図を見ると、とても分かりやすいコントラストになっている。

ルクソールはその緑の蛇の真ん中辺りかな。
ナイルのほとりなので、確かに緑はあるんだけど、数キロ外に出るとすぐに荒涼とした砂漠が広がっているのと、赤道に近くなった為、カイロとは比べものにならないくらい暑~~い!!
カイロも暑かったから、みんなが「ルクソールはもっと暑いよ~」と言ってても、「まぁ、これよりも暑いって、既にこんなに暑いんだからそんなに暑くなりようが無いよ」なんてナメてました。
45度って、耐えられないくらい暑いんだね…。





カイロから列車で到着した後、日が沈んで7時ごろ晩御飯を食べに出ると、なんとカイロの昼ぐらいの熱気が!こりゃ、明日の日中はとんでもない暑さじゃ?!とびっくり。

Boomerang Hostelは一泊4ユーロ!しかも、駅から近いし、ロンリープラネットに載ってるレストランが二軒も徒歩3分以内。素晴らしい♪
晩御飯は、その一軒の内、Abou El-Hassan El-Shazly に行ってみた。う~ま~い~!!
エジプトのトマトシチューみたいなやつ(英語のメニューでは、Chicken Casseroleと書いてあった)。ちょっとピリッと辛くて、コクがあって。
でも、二日目に行って同じもの頼んだときは、なんか残り物を温めましたって感じであんまりだったんだけど…。結構波のあるレストランなのかな。


ルクソールは、本当は古代エジプトの遺跡を見に来たんだけど、ここ数年で値段があがったらしく、どこの入場料も数年前に書かれたロンリープラネットに記されてるより高い。
しかも、自分で公共の交通機関を駆使して行くのは無理な場所にあるものが多い。だから観光客はみんなツアーで行くんだけど、これが一人5000円近くする。予算的に、ムリ~!!
ガイドブックを読んだり、既に行った人の話をきいたりして、結局今回はそこまで無理していくことも無いだろうという結論に達した。
長い旅行をしてると、「折角来たんだから、いろいろ見なきゃ!」という強迫観念に囚われない様になってくる。だって、世界は広くて、見るところいっぱいあるんだもん。全部見てたら、体力とお金が持たない!
こうして、「また今度」リストに載せ、Valley of kingsなどのルクソールの目玉は次回来た時のためにとっておくことになった。


唯一うちらが見に行ったのは、ルクソールの中心から2kmしか離れていないKarnak(カーナック)。
これは、公共のミニバスで片道二人で1EGP(15円)で行けた!
入場料は65EGP(約950円)でちょっと高めだけど、歴史の中でも宗教的建造物でもそのどデカさで知られているところ。
3000年以上も昔に建てられたこのテンプル、一つ一つが創造を絶するくらいデカイ!
私が好きだったのは、カブトムシや蚊っぽいヒエログリフ(古代エジプト文字)と、134本も並ぶ大きな柱があるGreat Hypostyle Hallと呼ばれる一角。一つ一つの柱にはぎっしりとヒエログリフが彫ってあって、その大きさと彫刻に圧倒される。
これは、本当に行ってよかった。

ただ、町外れで砂漠の中にあるため(砂丘は無いけど)、この時期はとっても暑い。
Joeが「焼きたてのパンをオーブンから出す時に浴びる熱気をコンスタントに受けてる感じ」って言ったけど、「まさに」って感じ。
ヒ~~トウェ~~ブ~~…。

入り口から見たところ








おっきいな~~


Obelisk




暑いので古代エジプトの柱に寄りかかって一休み


意外と大きく彫ってあるヒエログリフ




どデカい柱


持ち物を広げてみた




Karnak、楽しかった~!

Luxor Temple(ルクソール・テンプル)という、市内にある遺跡のライトアップも見る予定だったんだけど、入場料がやっぱり高かったので、外から写真をとって終了~。
でも、ちゃんとライトアップされてるところは見れたし、満足、満足。
さて、その浮いた金はどこへ消えたかと言うと…。

晩御飯の後、ホステルのルームメートのアメリカ人のMikeと、カイロに続き、またAhwa(ローカルのcoffee shop)へ。
お茶とシーシャを頼み、まったりと少しずつヒートウェーブが薄れていく夜のルクソールをエンジョイした。




ルクソールには、3日滞在。
その内日中はほぼクーラーの効いた部屋でまったりしてたけど。
ま、それもあり。
Karnakと、本当の夏のエジプトを体験できただけで、大満足!

次は、古代文明からちょっと離れて、夜行バスで地元人も観光客もみんな声を揃えて薦める、紅海に面するバックパッカーのリゾート、Dahabへ!

Egypt: Cairo: ナイルに沿って列車の旅

[エジプト ~カイロ~]

Egypt(エジプト)で数年前にテロがあったのは記憶に新し…くない。
実は、知らなかった私。
とっても安全な国なので、テロは珍しいんだけど、数年前に起こったテロ(主にイスラエル人を狙ってたらしい)のせいで、欧米の観光客が減ってしまったエジプト。
それから、警官を至る所に配置したりしてセキュリティ強化を図ってきた。

さて、その一環として、ついでに観光客が乗れる列車も制限がついてしまった。
Cairo-Luxor-Aswan間の列車のみに制限があるらしいけど。
制限の内容は、基本的に観光客にEgyptian Rail(エジプトのJRみたいな感じ)が売るチケットは、夜行のみ。そして勿論、観光客向けプライス。
昼に乗って、ナイル川に沿ってあるナイルバレー(ナイル谷)を見たかったのに。しかもお金キュウキュウなのに。

で、いろいろリサーチしたところ、どうも乗っちゃえば良いらしい。
乗っちゃって、車掌さんからチケットを買えば(列車内で買うチケットは数パウンド高いけど)いいとか。
一応前日に窓口に買いに行ったら、やっぱり朝8時の電車には乗れないといわれた。ウェブにはばっちり英訳されてるサイトに、午前8時の列車も記載されてるのにぃ~!
でも、この制限、どこまでオフィシャルなのか、謎。ちゃんとその制限について記載されているところが無い。ガイドブックにもちゃんと載ってないし。
窓口が売ってくれないってだけ。
潜入成功!
ちょうどうちらの前に並んで、知らずに午後10時のチケットを買ってるアメリカ人の女の子のやり取りを盗み聞きしてたら、どうもチケットは167EGP(約2500円)で売られてるらしい。
Joeとちょっと悩んだけど、「乗り込んでみよう!」ということになった。

次の朝、6時起床。
はりきりすぎて、朝7時10分には駅についてしまい、ちょっと景気づけにアラブコーヒーを。
カルダモンとコーヒーの香りが混じり、脳を刺激する。
ドキドキをちょっと落ち着かせ、いざ、セキュリティゲートへ。

フレンドリーなエジプト人のおじさん
ゲートは特に電源は入って無いらしく、他のエジプト人に混じってすっと通り抜ける。
チケットを見せる必要もなし。(私達持ってないから、そこがちょっとドキドキ第一関門だった)

次、プラットホームへ出てみたものの、どのホームに行けばいいかわからず、そこに立ってたイケメンのエジプト人のお兄さんにうちらの乗りたいLuxor行きの電車のファーストクラス(ACがきいてる)はどこに行けばいいかを聞いてみた。
親切に教えてくれ、ついでに他のもっと詳しそうなおじさんにうちらを引き渡してくれた。
おじさんは、別に鉄道会社の人じゃないと思うんだけど、うちらを席に案内してくれ、さっさとBaksheesh(チップ)を要求し、10EGP受け取ると去っていった。
ふぅ~。無事、潜入完了!

まだ、電車が動いて無いので油断は出来ないけど…。

8時きっかりに列車がゆっくりとホームを出始めると、やっと安堵の溜息がでた。
間もなく、車掌さんが登場。
チケットは?と聞かれ、今買いたいと伝えると、すぐ発行してくれた。
ファーストクラスで、エジプト人と同じ、90EGP(約1300円)+車内発券手数料(?)の6EGP(90円)!
やったね!!!

一応この電車の旅についてココにまとめました。

こうして、無事、ナイルバレーを眺めながら10時間(実は、眺めはそ~んなに特別きれいというわけじゃなったけど)、列車の旅を楽しんだ。
途中、トイレに行った人がドアをちゃんと閉めず、Joeが見かねてドアを閉めに行くまで外からの熱気でACが効いてなかった時も多々あったけど。
英語を練習したかったのか、2時間もおしゃべりしにきた陽気でフレンドリーなモハメッドおじさんも、楽しい旅の欠かせない要素だったなぁ。
にしても、ちょっとした冒険気分が味わえて楽しかった!

にしても、ルクソール、カイロに比べてもっとずっと暑い!!!




2010年8月19日木曜日

Egypt: Cairo: Coffeehouse (Ahwa)

[エジプト ~カイロ~]

エジプトに限らず、アラビア語圏は結構あると思うんだけど、お茶やコーヒーをすすりながら、道行く人を眺め、シーシャ(水タバコ)を嗜む、Ahwa(英語ではcoffeehouse)と言われるエジプト版カフェが、町中、至る所にある。大手町界隈のスタバの件数並み!

特に今は、ラマダンで日中断食をしていた人が、日が暮れ、町中いっせいに食事を取った後、ほっと落ち着いてる人が見られる所。
因みに、女の人はいない。
エジプト(特にカイロなどの観光客の多い大都市)だとそうでもないけど、他の厳しいイスラム圏に行くと、そもそも、男の人同伴じゃないと女性は外に出ることの出来ない所もある。
まぁ、外出の問題だけではなく、一般的にまだまだ女性がシーシャを吸うのは少ない。
でも、若い子は結構増えてるらしい。時代を超えて伝統が変わっていくのは、どこでも一緒だね。

さて、私達もガイドブックで見てから試してみたいと思っていた、Ahwa。
最初入るときはどきどきだったけど、隣で洋服を売っていた、客引きの英語をしゃべるおに~さんが、うちらが吹くには興味ないけどAhwaには興味あると知って、笑顔でAhwaのおじさんに色々と約してくれた。こうして無事、Ahwaの前の路上に並べられたプラスチックの椅子に他の地元のおじさんたちの隣に腰を下ろし、コーヒーとシーシャをゲット。

今は東京でも色んなところで吸えるけど、私にとっては初めてのシーシャ!(観光客の女性は、特に嫌な顔されずに吸える)

ホステルで会ったアメリカ人のMartinと3人で一つ。ストロベリー味。
禁煙して丁度一年にして、こんな形でタバコをすうことになるとは。
ちょっと肺がびっくりしてたよ。けど、すぐに慣れちゃった~。えへへ。
コーヒーまたはお茶 3EGP(約45円)、シーシャ 5EGP(75円)。
砂埃、むわ~っとした暑い空気、汗、騒音、スモッグ、暑い甘いお茶、シーシャの煙…。
道行く人を見ながら、旅について2時間ほどおしゃべり。
Ah, life is goooood!

ここからトルコを出るまでは、ちょっと禁煙を中断かな~。
(直美、一年近年続いたのにとうとう吸っちゃったよ!!)

久しぶりで、シロートみたいな吸い方をしてる私!






帰りに、おいしそうなお菓子屋さんを発見。
量り売りで買うお菓子をいろんな種類買って、帰途につきました~。
エジプト、最高!

2010年8月18日水曜日

Egypt: Cairo: ピラミッドみてきた!

[エジプト ~カイロ~]

Egypt(エジプト)と言ったらPyramid & Sphinx (ピラミッド&スフィンクス)!…だよね、やっぱり。
ピラミッドがあるGiza(ギザ)は、Cairo(カイロ)の郊外で、ナイル川の向こう岸。
カイロのダウンタウンから車で飛ばして(飛ばさない運転手さんはエジプトにはいない!)、45分。
ギザに入ると、彼方に砂漠からの熱気とスモッグでとってもミステリアスな雰囲気に包まれているピラミッドがぼんやりと見えてきた! わくわく。


自分達でバスでギザまで行こうと思ってたんだけど、泊まった「Wake Up! Cairo Hostel」では、二人以上でプライベートルームを3日以上予約すると、ギザまでの送り迎えの運転手さんが無料でサービスされるので、それで行った。

運転手のモハメッドさんは、うちらを空港でピックアップしてくれた人で、運転しながら色々とカイロのことを教えてくれて良かった。
ギザに入ると、「2時間後に迎えでいい?それよりも長くいたかったら、それでもいいけど、その場合は自分達で帰りは手配してね」と言われ、ちょっと悩んだけど、2時間後に迎えに来てもらうことにした。

程なくピラミッドについて、入場料60EGP払って入ると…!

どどーーーん!
砂漠の中に、スフィンクス一体、遠くのほうにピラミッドが並んでた。
本当はピラミッドは、小さいのから大きいのまで、11あるらしいんだけど、きれいなピラミッド(四角錐)の形をしてるのは3つほど。












Gizaからみたカイロ
Gizaから遥かに続く砂漠

「らくだ乗る?」 「ハガキ要らない?」 「このピラミッドの置物どう?」などの、期待通りの観光客向けの押し売りを笑顔やジョークで交わしながら、数あるピラミッドの内、2つだけ見た。
勿論、ビンボーバックパッカーなので、今回は別料金(しかも高い!)のピラミッドに入るチケットは買わず、外から眺め、感嘆のため息をもらし、写真をパシャパシャ撮っただけ。
最初、「え~、せっかくここまで来てピラミッド見れるのに、2時間だけ?!」と思ったけど、運転手さんが正しかった。2時間、長すぎるくらい。
なんといっても、見てよ、あのピラミッドの形。日中は、陰ができない!!
本当にここら一体、ほぼ日陰ができないのだ~。
らくだ、すごいなあ。こんな中を一日中あるけるなんて。

残り15分というところで、またまたフレンドリーな、「らくだ乗らない?安いよ!どこから来たの?ウェルカム!」というらくだに乗ったおにーさんが。
暫くフレンドリーなおしゃべりが続き、最後に「もう時間ないから、無理だよ~」と言ったら、「じゃ、写真だけでも!」と。
まぁ、ここらでは、みんなそういって、撮った後にチップを要求して来るんだけど。
「お金ないよ~。出さないよ~。」 「いいよ、ただだよ、エジプトのお土産だよ」と。
じゃあ一枚だけ撮るかとカメラを渡したら、8枚ぐらい色々ポーズを変えて撮ってくれた。
勿論、最後には笑顔で「もし、良かったら、少し置いてって。」と。
まあ、勿論いわれるだろうとは思ってたけど、笑顔で「ごめんね、無いって言ったじゃん。うそはついてないよ。でも、今度お母さん連れてくるときは、らくだ乗せてね。」と言ったら、「そっか~。うん、じゃあまた今度ね。」と、渋々だったけど笑顔で手を振ってくれた。

インドネシアで小学生~中学生の8年で鍛えた交渉術。(インドネシアに住んでよかったと今でも思う、日本で仕事を探すときでも、旅行してても、どこにいても役立つ技術!)
誠実に、相手をリスペクトしながら、笑顔で、はっきりと。
そして、会社の元同僚の六本木での客引きの断る技術(まだ習得中)、リスペクトを保ちながら、なるべくユーモアで、明るく。



さて、こうして終わったピラミッド&スフィンクス観光。
暑い暑い、夏の砂漠体験もなかなかいい体験だった。
そして、やっぱりピラミッドはでかかった!!!