2010年8月20日金曜日

Egypt: Luxor: エジプトの真夏の昼の現実

[エジプト ~ルクソール~]

Luxor (ルクソール)…Cairo (カイロ)から遥か600km南。
以前、Las Vegas(ラス・ベガス)でLuxorというピラミッド型のホテルに泊まってから、一度着てみたいと思ってた町。

Egypt(エジプト)は、Sahara(サハラ)砂漠もそうだけど、国土のほとんどが砂漠。
砂色の砂漠と、ナイル川に沿って蛇のように青々と緑が茂っている地帯が、地図を見ると、とても分かりやすいコントラストになっている。

ルクソールはその緑の蛇の真ん中辺りかな。
ナイルのほとりなので、確かに緑はあるんだけど、数キロ外に出るとすぐに荒涼とした砂漠が広がっているのと、赤道に近くなった為、カイロとは比べものにならないくらい暑~~い!!
カイロも暑かったから、みんなが「ルクソールはもっと暑いよ~」と言ってても、「まぁ、これよりも暑いって、既にこんなに暑いんだからそんなに暑くなりようが無いよ」なんてナメてました。
45度って、耐えられないくらい暑いんだね…。





カイロから列車で到着した後、日が沈んで7時ごろ晩御飯を食べに出ると、なんとカイロの昼ぐらいの熱気が!こりゃ、明日の日中はとんでもない暑さじゃ?!とびっくり。

Boomerang Hostelは一泊4ユーロ!しかも、駅から近いし、ロンリープラネットに載ってるレストランが二軒も徒歩3分以内。素晴らしい♪
晩御飯は、その一軒の内、Abou El-Hassan El-Shazly に行ってみた。う~ま~い~!!
エジプトのトマトシチューみたいなやつ(英語のメニューでは、Chicken Casseroleと書いてあった)。ちょっとピリッと辛くて、コクがあって。
でも、二日目に行って同じもの頼んだときは、なんか残り物を温めましたって感じであんまりだったんだけど…。結構波のあるレストランなのかな。


ルクソールは、本当は古代エジプトの遺跡を見に来たんだけど、ここ数年で値段があがったらしく、どこの入場料も数年前に書かれたロンリープラネットに記されてるより高い。
しかも、自分で公共の交通機関を駆使して行くのは無理な場所にあるものが多い。だから観光客はみんなツアーで行くんだけど、これが一人5000円近くする。予算的に、ムリ~!!
ガイドブックを読んだり、既に行った人の話をきいたりして、結局今回はそこまで無理していくことも無いだろうという結論に達した。
長い旅行をしてると、「折角来たんだから、いろいろ見なきゃ!」という強迫観念に囚われない様になってくる。だって、世界は広くて、見るところいっぱいあるんだもん。全部見てたら、体力とお金が持たない!
こうして、「また今度」リストに載せ、Valley of kingsなどのルクソールの目玉は次回来た時のためにとっておくことになった。


唯一うちらが見に行ったのは、ルクソールの中心から2kmしか離れていないKarnak(カーナック)。
これは、公共のミニバスで片道二人で1EGP(15円)で行けた!
入場料は65EGP(約950円)でちょっと高めだけど、歴史の中でも宗教的建造物でもそのどデカさで知られているところ。
3000年以上も昔に建てられたこのテンプル、一つ一つが創造を絶するくらいデカイ!
私が好きだったのは、カブトムシや蚊っぽいヒエログリフ(古代エジプト文字)と、134本も並ぶ大きな柱があるGreat Hypostyle Hallと呼ばれる一角。一つ一つの柱にはぎっしりとヒエログリフが彫ってあって、その大きさと彫刻に圧倒される。
これは、本当に行ってよかった。

ただ、町外れで砂漠の中にあるため(砂丘は無いけど)、この時期はとっても暑い。
Joeが「焼きたてのパンをオーブンから出す時に浴びる熱気をコンスタントに受けてる感じ」って言ったけど、「まさに」って感じ。
ヒ~~トウェ~~ブ~~…。

入り口から見たところ








おっきいな~~


Obelisk




暑いので古代エジプトの柱に寄りかかって一休み


意外と大きく彫ってあるヒエログリフ




どデカい柱


持ち物を広げてみた




Karnak、楽しかった~!

Luxor Temple(ルクソール・テンプル)という、市内にある遺跡のライトアップも見る予定だったんだけど、入場料がやっぱり高かったので、外から写真をとって終了~。
でも、ちゃんとライトアップされてるところは見れたし、満足、満足。
さて、その浮いた金はどこへ消えたかと言うと…。

晩御飯の後、ホステルのルームメートのアメリカ人のMikeと、カイロに続き、またAhwa(ローカルのcoffee shop)へ。
お茶とシーシャを頼み、まったりと少しずつヒートウェーブが薄れていく夜のルクソールをエンジョイした。




ルクソールには、3日滞在。
その内日中はほぼクーラーの効いた部屋でまったりしてたけど。
ま、それもあり。
Karnakと、本当の夏のエジプトを体験できただけで、大満足!

次は、古代文明からちょっと離れて、夜行バスで地元人も観光客もみんな声を揃えて薦める、紅海に面するバックパッカーのリゾート、Dahabへ!

2 件のコメント:

  1. ナイスな写真ばっかり★
    特に二人のらぶらぶな写真がいつも好きです♪

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  2. ありがと~!
    相変わらず元気に、らぶらぶカップルよ♪
    うふふ

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