2010年8月17日火曜日

Egypt: Cairo: エジプト博物館と地元飯

[ エジプト ~ カイロ ~ ]

カイロ2日目の続き。

Egyptian Museum
長~い炎天下の散策のあと、地下鉄でエジプト博物館へ。
ガイドブックにも「はずせない!」と書いてあるので、一人60EGPの入場料を払って入った。
なんでも、今移設を計画中らしく、新しい建物は、ピラミッド近くのGiza(ギザ)で建設中らしい。
入ってみて思ったけど、確かにこの建物、古い!
歴史的ないい感じの古さではなく…ただただ、古い。

エアコンがない上、ローシーズンなのに観光客でごった返してる館内は、なんだかむわ~っという空気が漂っていた。

さて、この博物館、建物自体はまあ古めだけど普通なんだけど、コレクションがすごい。
さすがお薦めなだけある。
展示品は、10,000点以上、ひとつの展示に1分しかかけなくても、全てを見ると9ヶ月以上かかるとか。
着いたのは3時、ラマダンなので閉館は5時。
でも、さっき脱水状態でかなりフラフラな私は、2時間もエアコンなしの部屋を歩き回れるかと言われると…否。
ガイドブックもその辺はわきまえていて、見所をちゃんとまとめてくれている。
さら~っと見ただけでも、結構すごかった!ツタンカーメンとか、4000年前のデスマスクとか、やっぱり4000年前の異常にでっかい像とか…ゴロゴロありましたよ。マミーも勿論豊富。
ただ、王家のマミーは更に100EGPかかるのでパス。だって、日本の博物館にいらっしゃって、そこで見た事あるし…。私としては、無名の、絶対日本にくることが無い、ただで見れるマミーの方が面白かった。
この博物館、何が不思議って、特に大事と思われる展示品はガラスで囲まれているけど、他のでっかい像とか、ヒエログリフが書かれた壁の発掘物など、とっても興味深いものがあるんだけど、これはドカッと博物館のいたるところにそのまま置かれている。
まるで、考古学者が発掘してきたものを置いておく倉庫みたいに。
このぞんざいな扱いは、発掘物がありすぎるから?!
一応壁には 「Do not touch」って書いてあるけど、観光客のみんなは触ったり、よっかかったり。
なんかこういうルーズな感じ、日本やアメリカにはなくて、それがなんだかおかしかった。
こんなラフな博物館も、ギザに移った後は、展示品はお澄まししたケースに全部入れられて、エアコンもきいてて、入場料が高くなっちゃうんだろうな。

さて、やっと日も暮れ、待ちに待った晩御飯の時間♪
ホステルから程近い、運転手さん&ホステルスタッフのイーハブのお墨付きの「Abu Khaled」という、香ばしいグリルの香りを道に漂わせてる、地元の人で賑わうレストランへ。
サラダ、タヒニ(ピタににつけて食べる、ゴマペースト)、ケバブ、グリルチキン、生の葉野菜(ちょっと苦くて春菊みたいだった)、ピタで、二人前、750円也。おいしくて安い、エジプト料理、万歳!

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