[ドイツ ~ゲーシュトハハト~]
Hamburg(ハンブルグ)の郊外にある小さな町、Geesthacht(ゲーシュトハハト)。
本来なら、特に観光地でもないので来る事もないだろうけど、丁度Amsterdam(アムステルダム)に行く途中にあるこの町に、アメリカの大学時代に仲良かったJan(ヤン)が住んでるので会いに行ってきた。
西ヨーロッパに入った途端、物価が跳ね上がり、貧乏バックパッカーにはなかなか厳しい環境になってしまった。電車代も例外じゃなく、JRに比べると安いけど、今の私たちにはかなり高い!うーむ。
そこで私たちが利用したのが、ライドシェア(相乗り)システム。
ドイツではいくつかサイトがあるけど、今回私たちが使ったのは、Mitfahrgelegenheit(ミットファールゲレーゲンハイト)。
サイトに行くと、「ハンブルクからフランクフルトに12月5日に行くので、同行希望者募集。携帯番号は○○××」みたいな感じで、同行者を募っている人のリストがずらりと並んでいる。
その中から自分のスケジュールと行き先に会う人を見つけ、連絡を取り、会う場所を決めるというシステム。
メリットは、何といってもコストのシェア。高速代とか、ガソリン代とか、シェアし合ってお互い旅行費が浮くという設定。それ以外にも、一人で運転するより誰か一緒にいたほうが起きてられるとか、新しく友達ができるとか、ちょっとしたプラスもあるしね。
因みに、日本人でドイツのこのライドシェアに感銘を受けた人が、日本でもこのシステムを作り、今着々とユーザーが増えてるらしいので、日本でも興味がある人は、是非。
週末近かったのもあり、かなりの人数が車でのベルリン~ハンブルク間の同行者を募集してたんだけど、目を引いたのが、電車のライドシェア!
ドイツは、交通事情が発達していて市内でも、長距離でも、とってもお得で電車を使いたくなるようなプランがいっぱいある。
その中でも面白いのが、週末チケット。
週末の定期券みたいな感じ(単身赴任者とか学生が実家に帰るのに使ったりするのかな?)なんだけど、これは週末なら4名まで同行者を連れて行くことが可能。普通は家族とか友達とかを連れて行くための枠なんだろうけど…。
勿論、これをうまく利用して、同行者を募り定期代を少しでも浮かそうという輩もいる。
私たちは、最初全然知らなかったんだけど、実際一緒に連れてってくれる人にホームで会ってみたら、「うーん、ちょっと怪しい?!?!」という雰囲気が。
ホームではやたらキョロキョロしてるし、「話しかけるな」オーラ出てるし…。
どうも、一日に何回も往復してお小遣い稼ぎをしてるみたい。
特に規制はないと思うけど、さすがに一日に何回も長距離列車に乗ってると怪しまれ、駅員さんに捕まるのを恐れているような。なるほど。
お陰で、わざわざ駅まで送ってくれたHilary(ヒラリー)に見送られ、列車に乗って、駅員さんが無事チケットチェックが終わるまでドキドキしっぱなし。同じように他に何人か私たちみたいに同行させてもらってる旅人がいて、そちらもドキドキしてたみたい。
ふぅ~。安く済んだけど(半額以下)、なんか疲れたな~。
車で行く覚悟をしてたんだけど、列車でいけたので、なんと2時間弱でハンブルクに到着!
もうすぐヤンに会える~とウキウキしながら、ハンブルクから郊外まで地下鉄に乗ろうとチケット売り場に行ったら…。
ううっ、ベルリンに比べてわかりにくい。
ホームも、すごくわかりにくい所にあるし。寒い中、ウロウロうろうろ、ストレス溜まったよ…。
一気にハンブルクの交通機関が嫌いになった。も~~!
そんなこんなで、ちょっと手こずったけど、無事ヤンと会う約束をしていた駅に到着。
9年ぶりだし、私は髪短いし、Joeは髪長いし、お互いわかるかな~、大丈夫かな~と心配だったんだけど、全くの杞憂だった。
見た感じも9年経ったと思えないくらい変わってなく、相変わらずヘビーメタルが好きで、優しいヤンだったよ~。嬉しい。
それから二日間、ゆっくり過ごした。
観光のプレッシャーがないというのも、たまにはいいもんだ。
外に出てやった事といえば、ヤンが高校の先生をしているので、週末誰もいないドイツの高校を見学させてもらい、ちょっと町の中を散歩してカフェでお茶したり。
あとは、家にこもりっきり。
寒いんだもん。
ベルリンのアジア食品店でカレー粉を買っていたのでカレーを作り、クリスマスが近いのでドイツのクリスマス菓子のシュトーレンを数種類買ってきて味比べし、ドイツビール&ワインを飲みながら、お互い離れてからの9年間の人生について語り…。誰とまだ連絡取ってるかとか、大学時代の懐かしい思い出話とか、旅の話とか、とにかく話が尽きなかった。
やっぱり旧友との再会はいいなあ。
さて、出発の日は、12月6日。
次の目的地はAmsterdam(アムステルダム)。
荷物を詰めて、バックパックを背負って、さあまた移動だ~と靴を履こうとしたら…Twixとみかんが私達の靴の中に!
St.Nikolaus(ドイツでは、日本で言うサンタさんの聖ニコラウスが12月6日に来るのだ)が来た~~~~~~!!!
ふふ、やっぱり、ヤンは優しかった~♪
しかも、最寄の駅でなく、わざわざハンブルクまで車で送ってくれたし。
ありがと~~!お世話になりました!
今、日本語に興味があり、日本語を勉強し始めたらしいので、いつか日本で会えるといいなあ。
誰か歩きましたね? |
本来なら、特に観光地でもないので来る事もないだろうけど、丁度Amsterdam(アムステルダム)に行く途中にあるこの町に、アメリカの大学時代に仲良かったJan(ヤン)が住んでるので会いに行ってきた。
西ヨーロッパに入った途端、物価が跳ね上がり、貧乏バックパッカーにはなかなか厳しい環境になってしまった。電車代も例外じゃなく、JRに比べると安いけど、今の私たちにはかなり高い!うーむ。
そこで私たちが利用したのが、ライドシェア(相乗り)システム。
ドイツではいくつかサイトがあるけど、今回私たちが使ったのは、Mitfahrgelegenheit(ミットファールゲレーゲンハイト)。
ベルリンで買った日本のカレー粉を早速利用してみた |
その中から自分のスケジュールと行き先に会う人を見つけ、連絡を取り、会う場所を決めるというシステム。
メリットは、何といってもコストのシェア。高速代とか、ガソリン代とか、シェアし合ってお互い旅行費が浮くという設定。それ以外にも、一人で運転するより誰か一緒にいたほうが起きてられるとか、新しく友達ができるとか、ちょっとしたプラスもあるしね。
因みに、日本人でドイツのこのライドシェアに感銘を受けた人が、日本でもこのシステムを作り、今着々とユーザーが増えてるらしいので、日本でも興味がある人は、是非。
ヤンと再会! |
ドイツは、交通事情が発達していて市内でも、長距離でも、とってもお得で電車を使いたくなるようなプランがいっぱいある。
その中でも面白いのが、週末チケット。
週末の定期券みたいな感じ(単身赴任者とか学生が実家に帰るのに使ったりするのかな?)なんだけど、これは週末なら4名まで同行者を連れて行くことが可能。普通は家族とか友達とかを連れて行くための枠なんだろうけど…。
勿論、これをうまく利用して、同行者を募り定期代を少しでも浮かそうという輩もいる。
私たちは、最初全然知らなかったんだけど、実際一緒に連れてってくれる人にホームで会ってみたら、「うーん、ちょっと怪しい?!?!」という雰囲気が。
ホームではやたらキョロキョロしてるし、「話しかけるな」オーラ出てるし…。
どうも、一日に何回も往復してお小遣い稼ぎをしてるみたい。
特に規制はないと思うけど、さすがに一日に何回も長距離列車に乗ってると怪しまれ、駅員さんに捕まるのを恐れているような。なるほど。
うーむ。やせすぎですね。 |
ふぅ~。安く済んだけど(半額以下)、なんか疲れたな~。
車で行く覚悟をしてたんだけど、列車でいけたので、なんと2時間弱でハンブルクに到着!
もうすぐヤンに会える~とウキウキしながら、ハンブルクから郊外まで地下鉄に乗ろうとチケット売り場に行ったら…。
ううっ、ベルリンに比べてわかりにくい。
ホームも、すごくわかりにくい所にあるし。寒い中、ウロウロうろうろ、ストレス溜まったよ…。
一気にハンブルクの交通機関が嫌いになった。も~~!
シュトーレン食べ比べ |
9年ぶりだし、私は髪短いし、Joeは髪長いし、お互いわかるかな~、大丈夫かな~と心配だったんだけど、全くの杞憂だった。
見た感じも9年経ったと思えないくらい変わってなく、相変わらずヘビーメタルが好きで、優しいヤンだったよ~。嬉しい。
ドイツといえば… |
観光のプレッシャーがないというのも、たまにはいいもんだ。
外に出てやった事といえば、ヤンが高校の先生をしているので、週末誰もいないドイツの高校を見学させてもらい、ちょっと町の中を散歩してカフェでお茶したり。
あとは、家にこもりっきり。
寒いんだもん。
ベルリンのアジア食品店でカレー粉を買っていたのでカレーを作り、クリスマスが近いのでドイツのクリスマス菓子のシュトーレンを数種類買ってきて味比べし、ドイツビール&ワインを飲みながら、お互い離れてからの9年間の人生について語り…。誰とまだ連絡取ってるかとか、大学時代の懐かしい思い出話とか、旅の話とか、とにかく話が尽きなかった。
やっぱり旧友との再会はいいなあ。
聖ニコラウスが来てくれた♪ |
次の目的地はAmsterdam(アムステルダム)。
荷物を詰めて、バックパックを背負って、さあまた移動だ~と靴を履こうとしたら…Twixとみかんが私達の靴の中に!
St.Nikolaus(ドイツでは、日本で言うサンタさんの聖ニコラウスが12月6日に来るのだ)が来た~~~~~~!!!
ふふ、やっぱり、ヤンは優しかった~♪
しかも、最寄の駅でなく、わざわざハンブルクまで車で送ってくれたし。
ありがと~~!お世話になりました!
今、日本語に興味があり、日本語を勉強し始めたらしいので、いつか日本で会えるといいなあ。
Thanks for your super hospitality, Jan! |
● おまけ:
ついでにこの日は、旅に出てから300日!
記念写真は電車の中で…
旅に出て300日! |
● 写真:ゲーシュトハハト
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