2010年12月4日土曜日

Germany: Berlin: 青春をもう一度~♪

[ドイツ ~ベルリン~]

Berlin(ベルリン)…!

Ampelmann
ここは、世界の中でも、私にとって特に思い入れの強い街の一つ。
2001年に付き合い始めてまだ2ヶ月だった彼氏=今の旦那=Joeをアイオワ州の田舎の大学に置いて、一学期間留学したのがこのベルリン。
あの8ヶ月間、Joeが毎日手紙を書き、一週間に一度、7枚の便箋をまとめて封筒に入れて送ってくれなかったら今結婚してなかったかも?!
その手紙も甘~い青春の思い出ではあるけど、このベルリンでの生活自体も、最高に楽しかった。



Hilaryとクッキング
今回は、私達の大学時代の友達、Hilary(ヒラリー)が現在ベルリンに在住しているので、ちょっと泊めてくれないかとお願いしたら、快くうちらを受け入れてくれた。さんきゅー!
カウチが狭いからと、私たちに自分のベッド使わしてくれたし。おいしいご飯も作ってくれたし。一週間も滞在させてくれたし…。感謝感激。ヒラリーには頭が上がらないよ。
久しぶりのGrinnellian(うちらの大学の卒業生)との再会という意味でも、ヒラリーに会えて良かったな。人権問題、社会問題、ウォークライフバランスとか、話題も多岐に上り、話は尽きず!バカな話から真面目な話題までなんでも話せる。やっぱり、Grinnellianは価値観が合うな~。

最後はわざわざメインステーションまで送ってくれた


Jayと再会!うきうきさ
もう一人、再会できたのが、前職で同僚だったJay(ジェイ)。
前は東京だったけど、今はベルリンに住んでいる彼。うらやましい。
ジェイとは日本にいた時からJoeも含めて仲が良かったので、会えて嬉しかったなあ。
テクノロジー博物館とか、クリスマスマーケットとか、おいしいカフェとか、とにかく色々付き合ってもらっちゃった!本当に会えて良かった。ありがと~!



勿論Gluehweinで乾杯


私が留学してたときに、Joeも秋休みに一週間だけベルリンに会いに来てくれていたので、今回は観光の必要は無かった。
じゃあ、何故この寒くてグレーで暗~いベルリン(ロンドンよりも北で、この時期でマイナス10度とか当たり前…冬眠したくなる…)に一週間もいたかと言うと…単に私が学生時代にした事をまたやりたかったから!えへへ。そう、大した理由ではないのさ。


早速、極寒の中(-10度とか)Joeを引き連れて、あの一学期間を再体験しに街に繰り出した。
大好きだったGedächtniskircheのクリスマスマーケットでGluehweinを飲んで、

毎朝Kirschtaschenというチェリーパイを通学途中に買いに行ってたFriedlichstrasseの駅のパン屋探し(なくなっててがっかり…)、

留学先の大学の前で写真をとり、



休憩時間に良く行ってた大学近くのポテトフライ屋台で凍えながらポテトフライを食べ、

Alexanderplatzで写真を撮りまくり、

Potzdamerplatzで何も買えやしないけどモールに行って…

大好きだったUnter den Lindenを歩いて、Reichstagとあの当時ちょうど改修工事で見れなかったBrandenburger Torをついに見に行き、


本当にあの時に戻ったみたいで、感動した~~!
一緒に腕を組んで散歩したり、おいしいビールを飲みに行き、Doenerを一緒に食べて、一緒に良く笑った留学仲間がいないのは寂しかったけど…。


かなり緊張中
でも、何よりも私が一番したくて、一番緊張していたのが、当時のホストファミリーとの再会。
私のホストマザーのHeike(ハイケ)はシングルマザーで、子供が二人、当時4歳のNele(ネーレ)と8歳のMax(マックス)。

ハイケは、新しいテクノロジーが苦手で、当時携帯も持ち歩いてなかったし、勿論PCなんて触ったことなかったから、今まで10年間、連絡と言えば手紙のみだった。
でも、ここ3年ほど連絡取ってなかった筆不精の私…。(Joeを見習わねば!)
電話番号もなくしてたので、あるものと言えば、私の駅から家までの道順の記憶と、住所のみ。引っ越してたらもう連絡がつかない…。

ということで、ドキドキしながら、懐かしいトラムに乗ること30分。
ああ、Pankow! 駅は全く変わってない…!
そして、いよいよ外へ…!

…あれっ?

行ったらすぐ道順わかると思ってたんだけど、再開発が進んでるみたいで駅前が違う。
うーん、方向さえもなんかいまいち思い出せない…。
あちゃー。
この日は、大雪が降って、特に寒いし。
徒歩5分で着くはずが、歩き回って一時間程たって、やっと見つけた。ふぅ。
もう体は冷え切り、足が凍えてる…。Joe、つき合わせてごめん。


何から何まで10年前と一緒のキッチン!
そして、次のドキドキ。
引越ししてたら論外だけど、そもそもハイケ仕事してるし、子供たちは学校だから誰もいないかもしれない。
会える可能性が限りなく低い。
それでもインターホンを鳴らしてみると…。
「Hallo?」
いた~~~!なんと、当時4歳だったネーレ!
しかも、あの時小さかったから多分私のこと覚えてないんじゃないかと思ってたんだけど、覚えててくれてたよ。大感激。

ネーレに会ってみてびっくり!すっかり大きくなって(そりゃそうだけど)、今や14歳。
最初、会ってもピンとこなかったけど、話してる内に笑うと、ふとあのかわいいネーレの面影が。
本当にかわいい、かわいい~!すっかり素敵な、しっかりした女の子になってた。
なんと、ラッキー(?)な事に、その日ネーレは風邪を引いてて学校を休んでいたらしい。
寒い中、来てよかったなあ。

早速、ハイケの仕事場に連絡取ってくれた。
ネーレの持ってる携帯越しにハイケの懐かしい声が聞こえてくる。またまた、どきどき。
「ねぇねぇ、誰が今うちに来てるか知ってる?」
「ネーレ、なんで仕事場に連絡してきてるのよ?風邪は治ったの?寝てなきゃだめじゃない」
「ねぇ、真面目に聞いてよ。誰かわかる?…なんと、ヒサコが来てるんだよ!!!」
「ええぇぇぇぇ~~~~!!!!」
と言う事で、電話越しにしっかりびっくり声が聞こえてきた。サプライズ成功!うしし。

その日は帰りが遅いので、次の日に早めに帰宅してくれるとのことで、また翌日お邪魔してきた。


この日は、今は彼女と同棲してるマックスが、私達が来るということで、わざわざ帰って来てくれてた。男の子だからそんなに私との再会も興味ないかなあと思ってたから、嬉しかったなあ。マックスは全然変わってなかった。照れ笑いとか。ふふ。


ドイツの家族♪
ハイケとの再会は、感動的だった。
あの時とぜんぜん変わってない(!)キッチンで、お茶を飲みながら、尽きないおしゃべり。
私がドイツを去ってからのお互いの話、ネーレとマックスの話、今回の旅の話…。
お互い少し変わったけど、全然昔のままだねえとか言い合って。
楽しかった。本当に思い切って行ってみてよかった!
やっぱり私のドイツの家族は、このリーデル家だなあ。

これからちゃんと手紙&メール書かなきゃ(そう、メールは辛うじてアドレスを持っていて、ちょくちょくチェックはしてるらしい)!


こうして、本当に素敵な一週間をベルリンで過ごす事ができた。
ベルリンは、旅行で来るよりも、住んでその良さがわかる町。
また機会があれば、短期間でもいいから住みたいなあ。


● 写真:ベルリン

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