2010年3月4日木曜日

Argentina: El Calafate (Patagonia): ペリートモレノ氷河

[アルゼンチン ~エル カラファテ(パタゴニア)~]

さて、今日は エル カラファテという町のお話。
カラファテの町の名は、メギ科のおいしいベリーがなる木に由来していて、アルゼンチン側のパタゴニアの中では空港もあることもあり結構観光客が多い。
因みに、カラファテはパイネ国立公園でちょっとつまんだけど、ブルーベリーみたいな感じでおいしい!(良い子は真似しちゃだめ)

さて、この町は結構観光化が進んでいて、スキーリゾートみたいな感じ。ロッジ風の建物が多くて、土産物屋と観光客も多い。
でも、うちらが泊まった I Keu Ken(アイ・クウ・ケン)というホステルは丘の上の方にあり、観光客向けの大通りからかなり離れていて、落ち着け、お勧め。町の中心からは遠い(徒歩10分)けど、丘から湖まで見渡せて、しかもロビー(?)に大きな窓と大きなソファがあって、のんびり本を読んだり外を見るのに完璧!大型スーパーが隣にあり、キッチンで料理しながら他の人と情報交換できるし。
このホステルでCandaceというニュージーランド人の女の子と意気投合し、観光やらアイスやら散歩やら料理やら、4日間ほぼ一緒に行動を共に。彼女はパタゴニアに向かい、私達はブエノスアイレスに向かう事から、丁度お互い情報交換できたからそれもすごく助かった。

カラファテのメインは、なんといってもロス・グラシアレス国立公園内にあるPerito Moreno Glacier (ペリートモレノ氷河)!!もっと北からカラファテの近くを通って、パイネ国立公園まで続く、世界で3つめの大きい氷河。私達は先にグレイ氷河(Glacier Grey)を見ていたけど、ここにわざわざ行ったのにはワケがある。それは…かなりの頻度で氷河が崩れて落ちるところがみれるということ!

カラファテから色んな旅行会社がバラエティ豊かなツアーを用意している。
私達は、特にお金を出して氷河の上を歩いたり、ガイドさんのいるツアーに参加したりする興味もなく、普通に自分達でバスに乗って、一時間ボートに乗って後は歩道を歩いてみて回るという一番安く、どこの旅行会社も使わない選択肢で観光。でもCandaceとSimonも一緒だったからにぎやかだったし、水側と陸側から見れて満足だった。
私達が行ったときも15分に1回はガガガガーッと音がして大小の氷河が落ちて、圧巻!ここに関しては、温暖化で雪が解けているわけではなく、氷河が一日2mも動いているからこのような現象が起きるらしい。一日2m!すごい~!そりゃガンガン崩れるわな。
因みに 、ペリートモレノ市という全然違う所にある同名の町もあるので行く人は間違ってそっちに行かないように。

氷河見た後も3日ほど、ブエノスアイレスへの飛行機を待つべくカラファテに滞在。特にすることもなく、のんびりと過ごした。散歩とアイスが毎日の日課。後は本読んだり、晩御飯作ったり。3週間のパタゴニアをゆっくりと締めくくれてよかった。
私のお気に入り散歩スポットは宿から30分ほど歩いて行ける近くの湖。10ペソ(250円…高い!)払わないと入れない、自然保護区域なんだけど、フラミンゴやら色んな鳥がいて1時間半ほど歩いて周れる湿地地帯で丁度良い散歩コース。結局3日続けて行ってしまった。
その内一回は、ホステルから湖まで犬(途中でBarryと命名)が一緒に来てCandaceと3人と1匹で、ほんわか散歩ができた。何故か湖で急にBarryが姿を消し心配してたんだけど、しっかり次の日には宿の前に座ってくれてた。良い子だ~。


さあ、今度は久しぶりの大都市!今まで会った旅人が口を揃えて「大好き」という町、ブエノスアイレス。
まずは、ありがとう、パタゴニア!また絶対くる!

1 件のコメント:

  1. すごい氷河!これは是非とも見てみたい景色の一つです!
    ・・・あ、先日このBlogをタイ料理屋ランチの際に教えていただいたKです。
    旅の始まりの投稿を読んでて、私も一緒になってどきどきしましたよ。
    どんな旅が待っているんだろうな~って!
    時々コメしま~す♪

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