2010年3月17日水曜日

Argentina: Buenos Aires: マテ茶

[アルゼンチン ~ブエノスアイレス~]

パタゴニアでの初マテ体験から、ずっとMyマテに憧れてた私。
というのも、日本を出てからここまで、おいしいコーヒーと言うものに未だお目見えしてないのだ。
ほとんどインスタントでがっかり…。カフェでもインスタントでしょぼーん…。

で、「じゃあカフェイン取るのにマテ飲めばいいんじゃん!」という結論に到達。
とっても苦くてカフェイン強そうと思いきや、実はそうじゃないらしいけど。(Wikipedia参照

まあそれはともかく、美味しいマテの葉ならいくらでも手に入るし、お手軽に文化体験ができるし。因みに、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイでは、日本で携帯を持っているのと同じ位、みんなマテを持ち歩いている。
 公園で友達と恋バナ(?)してる若いかわいいおねーちゃんも、普通の路上の売店のおっちゃんも、路上にすわって話してるおばちゃんも、 バスにのってるおじちゃんも、みんなおもむろに自分の魔法瓶を取り出し、お湯をマテに入れてお茶を作り出す。びっくり。

ということで、やっとウィークエンドマーケットでMyマテをゲット!
美しく、渋いダークブラウンをチョイス。
ボンビーリャ(金属製のストロー)と合わせて、35アルゼンチンペソ也。

要するにひょうたんにお茶を入れて飲むため、このひょうたんをまずちゃんとおろさないといけない。
ということで、ウェブで調べて、ホステルのオーナーにも聞いて、ホステルのただのシェルバ(イェルバともいう。マテの茶葉)を使って、マテ茶を作って24時間放置。それを2回。
そうすると、内側にふやけた皮が出てくるのでそれをかき出して、乾かして完了!

後は、自分でちゃんとマテ茶葉を買うのみ!

因みに、このマテは、カジュアルに持ち歩く手軽な飲み物というだけでなく、ルーツは茶道並みに色々細かいルールがある儀式に近いものがあるのだ。
本来、グループで回し飲みするもので、お湯を足す人は一人だけ、みんなが文句言ってなかったらお湯の温度に文句をつけちゃいけない、かき混ぜちゃいけない、砂糖をほしがっちゃだめ、自分の番になったらすばやく飲み干す、飲み干すときはずずず~っと音を鳴らす、もうそれ以上ほしくないときだけ器を戻すときに「gracias」とお礼を言う、と私がかじり聞きしただけでもこんなにある。

でも、この素敵な文化、こんなに親しまれて続いているのが素敵!!
私も早くこのMyマテでお茶するのが楽しみ♪

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