2010年3月2日火曜日

Chile: El Chalten (Patagonia): 移動と再会

[アルゼンチン ~エル シャルテン(パタゴニア)~]

アルゼンチン入り!

2月27日、チリのサンティアゴで地震があった朝、ホステルのオーナーのOmarとニュースを見ながら朝ごはんを食べた。パイネ国立公園で知り合ったチリ人の友達はほぼサンティアゴ出身だったので安否が心配だった。

8時半にバスが出発だったので、とりあえず家族と友達に無事を知らせ、見送るために早く起きてくれたLindseyとCamに慌しくお別れをいい、宿を飛び出した。ん?腰が痛い。前日まで平気だったのに。

果物、野菜、チーズ等の生鮮食品(?)は国境で取り上げられると聞いて、泣く泣くキャンプから余った超美味のドライフルーツを手放した。バスは1時間ほどでチリの国境に到着。バスから全員降りて出国手続きを行い、またバスに戻る。
1キロ程行くと、今度はアルゼンチンの国境に。この国境と国境の間の空白は何なんだろう…。まあいいや。ここでもまたバスから降ろされ、今度は入国審査。一人ひとりの審査は短いんだけど、バス一台分の人数だから、結局出国と入国で1時間ほどかかった。でも、噂のバックパックチェックはなかったなぁ。みんなアルゼンチンからチリに聞いた人たちに話をきいたから、チリに入国する場合はバッグチェックが入るのかもしれない。何にしろ、これ以上時間取られなくてラッキー♪
にしても、入管審査の度に「あ~失敗したな~」と思うのは、結婚して苗字が変わったのにもかかわらず、名義訂正しかしてなかったこと。ちゃんと訂正してあるからパスポートとしては、新姓で通じるんだけど、その訂正が別ページに書いてあるから、毎回「ん?」と言う顔をされる。いちいち「あ、このページ見てください」って説明しなきゃいけないからちょっとめんどい。ケチらず、パスポート自体を新しくしておけば良かったな~。まあ「この人と結婚して名前変わったんで、このページ見て」っていう度に「オー結婚したのか~!」と会話ができたりするから案外そんなに悪くもないのかしら?!

途中でランチ休憩(アルゼンチンペソがなかったので、我慢して何も食わず)を得て、El Calafateに2時半ごろ到着。予定では4時間半と聞いていたのに、計6時間。やっぱり入出国審査とランチ休憩で時間がかかってしまった。ま、いっぱい寝れたしね。

さて、El Calafate(エル カラファテ)で一泊するか、一気にEl Chalten(エル シャルテン)迄行くか迷ってたんだけど、6時半出発のバスがあったし、しかも「promocion」(セール)往復バス+提携ホステル一泊で一人150ペソ(約3800円)だったから、それで一気にEl Chaltenにいくことに。普通はバス130ペソ+ホステル50~60ペソだからかなりお得!イェ~イ!宿が半額!


ちょっと宿で節約できたから、ランチは奮発することに。El Calafateはちょっとした観光地(っていうかフィッツロイと氷河観光行く人はみんなここを通るからだろう)だから、新しいお洒落な店がいっぱい。あまりにも観光地っぽすぎて私達の好みではないけど、お陰でレストランには事欠かない。
一人40ペソ(約1000円)もするランチをゆっくり堪能。ただのパスタなんだけど、いつもケチってEmpanada(パイ生地にハム+チーズとかトマトバジルチーズとか色々はさんであるもの)を買って軽く済ませるから久しぶりにレストランで食事。美味しかったぁ。
バックパックを担いでるのと、観光地と言うことでなんでも高いので、買い物はせず、残りの2時間半は静かな道にあったベンチで読書。Puerto Natalesより暖かくて、気持ち良い~。

程なく、バスの時間に。
バス停に行くと、6時半出発のバスが3台並んでた。Chalten Travelと、Cal Turと、もう一社のバス。それぞれ提携しているホステルが違うんだけど、うちらがチケットを買ったCal Turのバスが一番新しくてきれいだったし、着いてみたらホステルが実は一番新しくていい所だった。
実は、最初バス停で予約するとき、Chalten Travelが一番入り口に近くてみんなそこでチケットを手配してたからうちらもそこに行ったんだけど、提携ホステル(Rancho Grande、でもここはあまりコスパが悪く、友達数人に聞いたところ評判悪し)が満室で予約できず、仕方なく隣のCal Turに行ったのだ。Hostelworld.comに乗ってないホステルだったので心配だったけど、結果的に良い縁に恵まれてよかった!しかも、そのホステルにはTorres del Paineで知り合ったMarika, Bayron, Philip, Ram と Lizがいたから更にうれしかった~!


Puerto Natalesからのバスで寝まくったので、2回目のバス(3時間)はあまり寝ないように工夫した。それまでセキュリティに注意して、あまり公共の場でiPodを出さなかったんだけど、今回久しぶりにJ-popをきいてみた。普段あまりJ-popは聞かないから、入ってるJ-popの曲数は1%にも満たないけど、久しぶりの日本語をきいてなんだかしんみり。パタゴニアの広大な風景を見ながら「前に進んでいこうぜ~」なんて歌を聴いてちょっぴり感動してました。

着いたら、さっきの5人を発見し、そのまま夜中まで飲んでしゃべって、就寝。
その5人は今日の朝、また次の目的地に旅立ってしまったのだけど。

エルシャルテンはLos Glaciares National Park (ロス・グラシアレス国立公園)内にある小さな美しい町。
一夜明けて昨日は、短いほうのハイキングをゆっくりJoeと楽しんだ。Laguna Torreに行く片道3時間の道。Torres del Paineでのトラウマからか「いつ急な上り坂があるのか~?!」と疑いながら進んでたんだけど、結局全て平坦な道でラッキ~。風が強かったけど、暖かい気候の中での気楽なハイキングは楽しかった!

夜はまたRamと話し込んでしまって、今朝起きたのは10時!本当は片道4時間の長いハイキングに行くはずが、出発が遅くなるから結局明日行くことにし、今日はHP作成(まだ案も固まってない…)とお金周りの整理をすることにした。
久しぶりののんびりデー。El Chaltenは小さくて、観光客が多いけど、そこまで開発されていず、フィッツロイをすぐ後ろに構えるきれいな町。さ、そろそろランチでも食べにぶらぶらしてこようかしら。

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