2010年10月27日水曜日

Serbia: Belgrade: 温かい笑顔

[セルビア ~ベオグラード~]

Serbia(セルビア)には、2日だけ通過点としてあっと言う間に過ぎる予定だったため、特に何も考えずに足を踏み入れた。
小雨が降り続き、寒く、移動が続いて疲れていたためあまり動かなかったけど、それでもBelgrade(ベオグラード)での滞在が思い出深いものになったのは、一重に今回のカウチサーフィンのホスト、Rade(ラデ)と愛犬Bobby(ボビー)のお陰。

Timisoaraのホスト、Radu(ラドゥ)のお陰で知り合ったんだけど、2日間の予定を延ばして3日滞在にしたのも、もっとRadeと時間を過ごしたかったから。

Radeは、印刷所で働く2人の男の子(といってももう20歳前後)の父親。ベオグラードの中心からバスで20分の所に住んでいて、今夏からカウチサーフィンを始めたばっかりなのに、もう何十人も世界中のバックパッカーをホストしたツワモノ。夏の混雑時には、10人近く泊めたこともあるんだって。すごいな~。「世界中自分で周れないなら、世界が自分の所にくればいいんだよ!」と嬉しそうに言っていた名言を聞いて、なるほどと思った。

彼はとっても好奇心が強くて、本当にいろんな話をした。とっても温かくて優しくて楽しくて、もっともっと色々一緒に話したかったなあ。シルク・ド・ソレイユが大好きで、今度公演を見に行くんだと、すっごく嬉しそうに奮発して買ったチケットを見せてくれたあの笑顔が忘れられない。セルビアのオーブン料理とビールで歓迎してくれたし。

Bobbyは、大きな図体のわりにとってもスイートな犬で、滞在中はたっぷり遊ばせてもらった。やっぱり動物はかわいいなあ。

ベオグラードではあまり観光らしい観光はしなかったけど、唯一足を伸ばして行ったのが、(またまた)要塞。どうでもいいけど、この辺要塞多いなあ。ベオグラードのは、しっかりぐるりと一周残っていて、中は公園みたい。天気さえ良ければもっと楽しかっただろうなあ。ま、でも人が少なくて静かな小雨の散歩も良かったけどね。

セルビアは、安かった。食べ物を買っても、ビールを買っても、とにかく安い。今まで旅してきた中でも3本の指に入るかも。
一方、経済がまだまだ不安定のようで、中心街には高いブランドの店が並ぶ中、町の中心の中心にある広場に面する、博物館になる歴史的な建物は、もう何年も改築工事をやっていたのに、今は予算がなくて打ち切られたらしい。中心街の、更に中心的な建物が出来上がっていないというのは、なんだか寂しい感じだったなあ。

ベオグラードの商店街
おじゃましまーす
さすが要塞。お約束どおり丘の上にあるので見晴らし最高!霧のドナウ川も素敵

きれいだけど、ざぶい゛~




踊る旦那。こんなことができるのも雨で人が少ないお陰?!



要塞の中は公園みたい
セルビアのオーブン料理。温かさが身に沁みるぅ

Radeとは楽しくて話が尽きない!
 
ま、そんな感じであっと言う間にセルビアも通過。ここも今度はじっくり周りたいなあ。
次は、ボスニア・ヘルツェゴビナ!


● もっと写真が見たい人~!

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