2010年11月3日水曜日

Croatia: Dubrovnik: Happy Birthday to Joe at アドリア海の真珠

[クロアチア ~ドブロヴニク~]


アドリア海の真珠・ドブロヴニクを見下ろす猫
Joeの誕生日を海で迎えようと、駆け足で目指してきたアドリア海の真珠といわれる、Dubrovnik(ドブロヴニク)に到着!
Bosnia and Herzegovina(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)のMostar(モスタル)からCroatia(クロアチア)へ国境をまたぎ、もう一度ちょっとだけボスニア・ヘルツェゴヴィナに国境をまたいで(ボスニア・ヘルツェゴヴィナが唯一海に面しているところ)クロアチアに戻り、7時間半の長く美しいバスの旅の最後にやっと現れたのが、ここドブロヴニク。
クロアチアは、数字の7の逆のような形をしていて、ドブロヴニクは一番下にある、とっても行きにくいところ。でも、ここは透き通るブルーのアドリア海の海岸沿いの道路を下っていく価値のある町。昔からとにかく周辺諸国から攻撃されてきたものの、強く美しい要塞のお陰でずっと守られてきた旧市街が本当に情緒あふれていて素敵。
日本では、ジブリの紅の豚や、魔女の宅急便のモデルになったと言われているので、ジブリファンには結構あこがれている人も多いのでは?!かく言う私も、その一人。バスに乗った時点から紅の豚のサウンドトラックが頭に流れてたわよ~♪


でっかい豪華客船、見える?
残念ながら相変わらずの曇り空だったけど、久々の潮風の香りと暖かい空気のお陰でテンションがあがりまくり!Joeの誕生日ももう明日に迫ってるし。
いつも通りの安いホステルのドームルーム(二段ベッド8人部屋)にするかちょっとよさげなホテルを奮発するかJoeに聞いたところ、誕生日はにぎやかに過ごしたいと、ホステルのドームルームにする事にした。
着いてバックパックをおろし、ほっと一息ついて見回すと…Hostelworldでドブロヴニクで一番人気のホステルのドームルームなのに、ほかに誰もいない!!ほかの部屋も空き室らしく、どうも超ローシーズンに当たってしまったらしい。ちょっと淋しい…。
ま、結局後で他にも5人ほど到着して、少しは賑やかになったんだけどね。Mostar(モスタル)のホステルで出会ったバイクで一人旅してるオランダ人のRuudもうちらを追ってこのホステルに来てくれたのはすっごく嬉しかった!


城壁のすぐ目の前。ごつごつしてる
ドブロヴニクは、旧市街が一番の見所なんだけど、私たちが泊まってるホステルからは歩いて45分。まあでも、気候もいいし時間はたっぷりあるので、結局滞在中は何往復も散歩した。アドリア海に面する崖沿いに歩くんだけど、とーーーってもきれい。崖の上からでも底が見えるくらい透明で、夏は本当に人でごった返すって言うのもわかる感じ。ローシーズンなので静かだから、かえってよかったかも。

旧市街に入る時、映画で見る要塞に入るときのように、橋を渡って石の門をくぐるんだけどもうそれだけでロマンチック~。
橋を渡る前に外からぐるりと囲むドブロヴニクを長い間守ってきた要塞を見るのも素敵だし。一歩旧市街に入ると、すぐ見所がいっぱい。教会、噴水に加え、すべての建物が古くてもちゃんと保存されていて、店やレストランとして活躍している。

新市街と打って変わって、旧市街には豪華客船に乗って旅してるリッチなおじいちゃんおばあちゃんが町にごった返してた。ここだけはハイシーズンな感じ。夕方になると、おじいちゃんおばあちゃんは客船で寝るので静かになるんだけど。残念なのは、このリッチ人たちのお陰ですべての物価が釣りあがってる事。うーむ。

城壁の外を歩いたり、教会に入って見学したり、土産屋をのぞいたり、わざとくねくね道に入って迷ってみたり、山ほど写真を撮ったり、ただただ静かに4人で海を眺めたり…。
私 が気に入ったのは、アドリア海をぼーっと心行くまで眺められること、細い道が坂に沿って(城壁内は真ん中はほぼ平らだけど、外がわに行くにつれて坂になっ ている)上へ上へと伸びているのがのどかでかわいかったのと、町全体がきゅっとかわいくまとまっている所かなあ。魔女の宅急便のあの町の雰囲気がわかる感 じ。

ドブロヴニク旧市街
どこまでも続く坂
 




観光客
城壁の外に出て歩き回れる

海を眺める男たち
坂の上から
何覗いてるの?

あ、失礼しました~
アドリア海と曇り空



夜の旧市街も素敵



路上ピザ!
さて、Joeの誕生日当日。
旧市街に繰り出したのは良いものの、我らが貧乏バックパッカーが誕生日祝いランチに行けるようなレストランがなかなか見つからない。Ruudともう一人同じ部屋に泊まってるRicardoと4人で暫くウロウロしてたんだけど、結局最終的には結構雰囲気の良いイタリアンレストランでピザをオーダーし、持ち帰りにして町の教会の近くの広場で食べることに。Joeの31歳の誕生日は、路上でピザでお祝い!かなり思い出深い誕生日になってる予感。


旧市街の散策も終わり、やっぱり誕生日に海に来て良かったねと言い合って、 夜は、ホステルへ。だって、夕飯なんて絶対レストランで食べれないもん。予算が足りん!
チェリーブランデーいただきました
帰ったのはいいけど、ローシーズンなのであんまり選択肢もなく、結局またピザを注文!ピザ好きの旦那で良かったよ。ここらはイタリアが近いのでピザおいしいし。
ホステルのオーナー息子(多分うちらと同じ位の歳)がサプライズで、地元で有名なチェリーブランデーを一本プレゼントしてくれ、ホステルに泊まってる客みんなでバースデーソングを歌って、飲んで、シーシャを吸って…。最終的には結構楽しい、思い出に残る誕生日になって(と思う)良かった!



Happy 31st Birthday, Joe!

シーシャ準備中



数日間ドブロヴニクにいる間は、残念ながらほぼ曇り空が続いたけど、旧市街を何回か散策し、二人で海岸を散歩し、カフェに行く予算がないのでジュースを買って海岸にあるベンチで潮風を満喫し、パンを持って旧市街の後ろの丘を登って別の要塞までハイキングして上からアドリア海の真珠を見下ろしたり、色々な事が楽しめた。

バナナとRuudとJoe
バナナで一休み
ハイキング日和



思いっきり「観光!」って感じの町だったけど、それでも昔からこの町を守ってきた城壁の迫力はすごく、一見の価値あり。(ロマンチックなのでハネムーンとかにお薦めの町だなあ。)来てよかった!



●もっと写真が見たい人~! : ドブロヴニク

1 件のコメント: