2010年11月13日土曜日

Croatia: Zagreb: 猫3匹、犬3匹とアーティスト

[クロアチア ~ザグレブ~]


屋台でホットドッグをゲット
さて、2週間近くのCroatia(クロアチア)滞在もここ、首都Zagreb(ザグレブ)で最後。今回は、Central Stationから電車で20分、とちょっと中心から離れてるけど、快くカウチを提供してくれたイヴァナの家にお邪魔しました~!

イヴァナは、カウチサーフィンを始めてまだ数週間という新規メンバーで、家からグラフィックデザインの仕事をする、動物愛護家のとってもスイートなアーティスト。まだ引っ越したままになっている一階はキッチンも含め使えないけど、二階の二部屋とトイレを他のトルコ人の2人のカウチサーファーと計5人でシェア(イヴァナの娘さんは叔母のところに預けられてて会えなかったのが残念)。更に、フレンドリーな3匹の犬と3匹の猫もいて、家はキュウキュウ、ちらかっててぐちゃぐちゃ!
でも、ビールやピザなど振舞ってくれ、みんな(犬も含め)話好きで話題も途切れず、とにかくしゃべった、しゃべった。

今回は、イヴァナがアーティストだということもあり、旅の話だけでなく、写真を見せ合ったり、作品を見せてくれたり。すごく素敵!日本のアーティストとコラボもしてるらしく、やっぱりインターネットもアートの世界に貢献してるんだなあと再確認。
そんな中、雑然としてたのでグラスや食器が汚れるたびに、キッチンが使えないので風呂場のシンクで洗ってたら、イヴァナは「他のサーファーはここまでしてくれないよ~」と、とても感謝されちゃった。私たちこそ、こんなにキュウキュウで大変なのに、4人も宿無しのバックパッカーを泊めてくれるイヴァナに感謝、感謝なのに。


旧展望台の階段を上って展望台へ!
旅してると感じるのは、この私が、旅先旅先で会う人にとっての「日本」であるということ。
大都市でいろんな国の人が交じっていると、日本人なら日本人の「グループとしての印象」ができてくるけど(それでもなかなか個人的に話をする機会が少なかったりすると「日本人ってバスから降りて写真を1000枚とってバスに乗ってどっか行っちゃう人たち。お行儀いいけど」とか「いい大人でも、かわいい~~!とはしゃぎまくる子供っぽい人たち」という大まかな印象しかないのが大半だけど)、小さな国でまだまだ観光地化、移民化が進んでいないところでは、会う地元の人一人ひとりに私が与える印象は「日本」としての印象にそのままなっちゃう。これはイスラエルの農家でボランティアしてたときとかもとっても感じたけど。
「日本人って、いいよね。好きだな」という印象を与えられるかどうか。「旅の恥は掻き捨て」みたいな態度ではなく、日本の「立つ鳥後を濁さず」とか、「一期一会」とか、外に出てみて意外と私たちの血に溶け込んでると身に沁みてわかる価値観で、恥ずかしくないものはちゃんと丁寧に出して行こうと思う。(この価値観をしっかりと躾けてくれた家族と剣道部に感謝!)猫かぶりみたいにはなりたくないけど。でもそれもちょっとは必要かな?!ま、難しく考えずに、日本で言う「当たり前のことをする」事を頑張ろう。


展望台から見た旧市街
ザグレブは2泊だけだったので、一日はたっぷり観光に。
なんと、イヴァナがわざわざ一日ガイドを買って出てくれた。う~ん、本当にスイート。

まずは、道端に出てるホットドッグで腹ごしらえ。このホットドッグが面白くて、パンを横に切るのではなく、ソーセージ型の鉄の機械でパンに穴を開けてから、そこにソーセージとマスタードを入れるという作り方。味は、一緒なんだけどね。(ドイツに近くなってるのでソーセージの質は高い!)この辺は全部この作り方みたい。後日、家電売り場に行ったら家庭用のパンの穴開け機(?)が売ってた。


St. Mark's church
ご飯の後は、まだまだしっかり健在のザグレブ旧市街を案内してくれた。
「いかにも」って感じの旧市街ではなく、普通に人が生活し、働いてる旧市街で、観光客だらけ、ってわけじゃなくて好きかも。残念ながら、大聖堂は、工事中。もう十年近く改築中らしい。ここでもやっぱりお金が尽きちゃったらしく、工事が頓挫してるとか。どこも不況だなあ…。
私のお気に入りは、町の真ん中にある旧天文台と屋根のタイルが素敵な
Crkva sv. Marka (聖マルク教会)。
旧天文台は、小さな展望台が上にあって入場料取られるけど、ザグレブが見渡せて天気のいい日はお薦め。そして、Crkva sv. Marka。屋根がカラフルでかわいい~~~!
ザグレブの旧市街は、見所がめちゃくちゃ多いわけではないので一日観光で十分満喫できた。
夜は家の近くのクロアチア料理レストランで。観光客が来ない、地元の閑静な住宅地にあるから安くておいしい!最後までしっかりとクロアチアを満喫できたのも、またまたカウチサーフィンのおかげ。


今回のカウチと家の主
ここでは、優しくて楽しいイヴァナだけでなく、動物好きのうちらにとって、楽しさ倍増させてくれる動物がいっぱいいたのも印象が強い。キャンキャンと騒ぐ小型犬のスポックとエイミーはまあいいんだけど、みんなの注目がそちらに集まってる間、撫でてもらいたいのにじっと辛抱強く待ってるノアが健気でかわいい。
私のお気に入りは、片目のレオ。渋い顔してるくせに、夜寝ようと思うと上にドベ~っと乗っかってくる太目のレオ。かわいすぎ。猫大好き。


一時、海岸沿いのクロアチアに来て少し暖かい気候をエンジョイできたんだけど、また北上が始まる…。

次はHungary(ハンガリー)。またドナウと再会だ~。


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